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弥生再会(その5)

「素敵な下着が汚れちゃうね。」

そう言って、弥生のパンティを下ろす。
脱がされる刹那、愛液が糸を引いた。

ベビードールの上だけの彼女の姿は、
かなり暗くなってきた背景の夜景に映えて、
とても扇情的な光景だ。

脚の間はすでに濡れて、
てらてらとした艶を帯びている。

躊躇なく、指で弥生の秘部をなぞる。
程よい粘度の愛液が、
多すぎず少なすぎず、指に絡む。

脚を少し広げさせ、
優しく、そして執拗に彼女の敏感な部分を刺激する。

甘い吐息が、やがてかすかな喘ぎ声に変わり、
彼女が窓についた手で体を支えられなくなってきた頃、
弥生をベッドに誘った。

彼女をベッドにあおむけに寝かせ、
脚の間に割って入る。

挿入に備えて中をすこしほぐしておこうと思い、
クリトリスを舌でころがしながら、
指を入口にあてがう。

前回は、痛みへの恐れのため、
膣口が固く締っていて、強い抵抗を感じた。

しかし、今回は大した抵抗もなく指が飲み込まれていく。
そんなところに弥生のオンナとしての進歩を感じながら、
内側の性感を探る。

特に敏感というわけではないが、
奥の手前側、Gスポット周辺に、
いくつか感じる部分があるようだ。

彼女の反応を見ながら、
最初はソフトに、次第にややソリッドな強さで、
その部分を繰り返し刺激する。

やがて、かすかだった弥生の喘ぎ声が、
部屋の中はっきりと響くようになった。

弥生再会(その4)

さっさとシャワーを浴び、
バスタオルを腰に巻いて、
バスルームを出る。

弥生がランジェリー姿のまま、
暮れなずむ窓の外の景色を眺めていた。

「セクシーなお姿が、
外から見えちゃうかもしれませんよ」

「見られるのを想像するのは嫌いじゃありません。」

「おっと、大胆発言ですね。」

そんなやり取りをしながら、
彼女の腰に手を回して、唇を重ねる。

それに自然に答える弥生。

所作が柔らかい。
動作にいちいち力と意志がこもっていた、
初めての逢瀬とは大違いだ。

時間を刹那忘れるほど舌を絡め合ってから、
唇を離す。

「素敵なキスですね。」

「キス、好きなんです。」

「知ってますよ。」

再度、唇を重ね、
今度はボディにも指を這わせる。

感じるところに触られたときの、
身体をよじる反応を楽しみながら、
弥生の流麗なボディラインを堪能した。

唇を離し、彼女に促す。

「ガラスに手をついてごらん。」

そして、弥生の背後に回って、耳元で囁く。

「向かいのビルから誰か見てるかもね。」

「…うん、もう」

嫌がっていないことを確認して、
背後から彼女の身体を本格的に愛撫する。

耳を甘く噛み、
首筋に舌を這わせ、
背中に指先で軽くなぞり、
ランジェリーの上から乳首を弄び、
ベビードールの裾をまくりあげて、
太股からヒップをくすぐる。

愛撫が弥生のヒップの間に到達したとき、
下着の上からでもはっきり分かるほど湿っていた。

弥生 再会(その3)

私の目を正面から見つめて、弥生が答える。

「ジュンさんは前回、
最後に抱いてくれませんでしたよね。」

「ええ。」

「そういうことです。」

そう言って視線を逸らす。
そんな仕草ひとつとっても、
大人の女としての長足の進歩を感じさせた。

両手を軽く挙げて降参のポーズを作り、
彼女をシャワーに促す。

バスルームに消える弥生を見送り、
部屋の準備を整える。

ダブルルームが満室で、
ツインルームになってしまったので、
ベッドが狭いのが気になるが、
弥生相手にアクロバティックな体位もなかろうと思い直した。

やがて水音が止まり、
彼女がバスルームから出てきた。

てっきり、今回もまた、
バスタオルの下に下着をつけて
出てくるかと思っていたのだが、
その予想はいい方に裏切られる。

背中に大きな蝶の刺繍があしらわれた
シースルーの紺のベビードール。
同じ生地で繊細な刺繍を凝らしたショーツからは、
弥生の控えめなアンダーヘアが透けて見える。

おそらく口を開けたバカみたいな表情で、
彼女の姿をしばらく見ていたのだろう。

「…はずかしいので、
そんなにじろじろ見ないでください。」

弥生にたしなめられる。

「ああ、すみません。
あまりのセクシーさに気を失ってました。
では、私も浴びてきますね。」

そう言い訳して、
そそくさとバスルームに逃げこんだ。

弥生 再会(その2)

前回と同じホテルのツインルームに入り、
上着と履物を脱いでテーブルを囲む。

「あ、これ差し入れです。」

弥生がおしゃれなデザインの紙袋を渡してくれる。

「お、ありがとうございます。
スイーツですか?」

「ええ、冷やしておいた方がいいかも。」

ありがたく受け取って、冷蔵庫にしまう。

「さて、改めまして、お久しぶり。
元気そうですね。」

「そう見えますか?
実は夜勤明けでヘロヘロなんです。」

「いえ、なんというか佇まいという点で。
すごく魅力的になってて、見違えてしまいました。」

「そうですか?」

「ええ、凛としてますよ。」

そんなことから、前回の弥生との逢瀬以降の、
主にセックス関連の経過を聞きだす。

あれ以来、セックスの可能性に目覚めてしまい、
ハプバーや3Pサークル、乱交パーティなどなど、
色々な「大人の遊び場」に無謀に突進していったことを、
経験談を交えながら話してくれた。

スイッチが入ってしまった女性の暴走は怖い。

とはいえ、必ずしもいい経験ばかりではなかったようだが、
少なくとも苦痛ではないセックスが弥生の生活に張りを与え、
それが彼女に変化をもたらしたようだ。

「色々ご経験された上で、
今回は、どうしてここに戻ってきてくれたのですか?」

彼女の話がひと段落したところで、そうたずねた。

弥生 再会(その1)

弥生と再会したのは、最初の逢瀬から、
おおむね3カ月ほどたった後だった。
相変わらずのかしこまった文面に苦笑しながら、
スケジュール調整のやりとりを進める。

無事にうまく日程が決まり、
それから逢瀬までの間、
雑談メールを往復させながら当日を待った。

2回目の逢瀬なので、
待ち合わせはホテルのロビー。
約束の時間より10分は早く着いたのだが、
やはり弥生は先に着いて、
ロビーのソファーにちょこんと座っていた。

「こんにちは。お待たせしました。
今日も負けちゃいましたね。」

笑顔を作って、声をかける。

「ジュンさん、こんにちは。
遅れるのが嫌なんですよ。それで、つい。」

そう笑顔で答える弥生は、
髪型が少しショートになり、
前回と比べて、かなりあか抜けた印象を受ける。

元々、女優の誰かに似ているとは思っていたが、
小雪に似ていることがはっきりとわかった。
前回、緊張しているときは富永愛のようだったが…

チェックインを済ませ、
弥生に声をかけて、ホテルの部屋に移動する。

前回あった時の彼女は、
動作が全般的におどおどしていて、
背中を丸め、うつむき加減に歩いていた。

それが今日は、
背筋を伸ばし、正面を見て、
高いヒールのサンダルをものともせず、
律動的に歩いている。

後ほど、前の逢瀬からの間に、
何があったかじっくり聞き出そうと思った。
弥生も、きっと話したいだろう。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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