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弥生 再会(その15終)

弥生としばらく舌を絡め合う。
リラックスしてお互いの唇の感触を楽しむキスに、
私の男の部分が反応してしまう。

数分して唇を離したときには、
完全にいきり立った状態になっていた。

とはいえ、時間もないので、
自分の状況は無視して、
弥生にシャワーを促す。

しかし、弥生はそれには答えず、
私のモノを注視していた。

そして、意を決したように怒張を握り、
そしておずおずとその先端を口に咥えた。

不慣れで荒削りでぎこちない、
でも一生懸命なフェラ。

弥生の髪を撫でながら、
気持ちいいことを笑顔で伝えた。

やがて顎が疲れたのか、弥生が口を離す。

「ありがとう。すごく気持ちよかった。」

そう言って、軽くキス。
弥生が、照れくさそうに言う。

「なかなかうまくできなくて…」

「最初から上手な人なんてそうそういませんよ。
でも、気持ちよかったなぁ。」

そんな見えすいたお世辞に笑顔で応える。

「さて、いよいよ時間がなくなってきました。
シャワー浴びてきてくださいな。」

「はい。いってきます。」

少しあわただしく身支度を整え、
ホテルの部屋から、終電間際の駅へ急ぐことになった。
その道すがら、弥生と話す。

「私、もっと気持ちよくなりたいんです。」

「できると思いますよ。
今回も、前回と見違えるほど楽しんでいるように見えました。」

「ええ、楽しめました。
でも、もっと先があるように思います。」

「そうですね。まだまだ先はあります。」

「また来ます。」

「いつでもどうぞ。」

そして、終電を目指す人並みに
消えて行く彼女を見送った。

弥生 再会(その14)

口を半開きにして、
穏やか寝息を立てている弥生。
セックスの後に寝入ってしまった
女性の寝顔を見るのは好きだ。

彼女の寝姿を横目に、
持ち歩いていた文庫本を開いて時間を過ごす。

小1時間ほどたっただろうか。
前回の逢瀬で知った、
弥生の身支度にかかる時間を見越すと、
そろそろ起こした方がいいだろう。

布団をそっとはがして、横臥している彼女の
正面から向き合うように身体を横たえる。
乱れた髪を整えるように頭をなでていると、
弥生の目が開いて、
印象的な大きな瞳が私の目を正面からとらえた。

「おはようございます。」

かしこまった挨拶に、弥生が笑う。

「ふふ。おはようございます。ジュンさん。」

「よく眠ってましたね。」

「すっかり気を失ってました。
おどろきました。」

「さっきは痛くなかったですか?」

「バックって、すごいですね。
途中からよくわからなくなるくらいでした。」

「楽しんでくれたのなら何よりです。」

「癖になっちゃうかもしれません。」

「それはとてもいい癖です。
私も楽しませてもらいました。」

「え… ふふふ。」

そんな他愛もない会話を交わした後、
どちらからともなく唇を重ねる。

弥生 再会(その13)

弥生の上げる声が、
有声音から再び無声音に変わる。
しかし、最初の頃の甘い吐息のようなものではなく、
悲鳴に近いかすれ声だ。

彼女の感覚が天井に当たって
頭打ちになっていることを意識しながら、
その天井に挑むように、刺激に緩急をつける。

「あっ、あっ、あっ、あーーーっ、あん、あぁ…あぁ…」

快感の天井に張り付けられては戻ってくる弥生。
そんなことを3、4回繰り返し、
ついに彼女の腕が自らの身体を支えきれなくなった。

弥生の上半身がシーツの上にくずおれたのを見て、
彼女の脚を伸ばして体勢を崩して、
うつ伏せの姿勢に誘導する。
挿入したまま、彼女の上に乗る形で動きを止めた。

私も呼吸を整えながら、両肘と膝で少し身体を支え、
弥生に完全に乗ってしまわないようにして、
彼女が現世に戻ってくるのを待つ。

弥生が少し身じろぎをしたのを感じて、
身体を離した。

そのまま丸くなってしまう彼女。
背中側に添い寝をして、ボディラインをなでていたら、
すぐに寝息が聞こえてきた。

セックスの後に、女性が寝入ってしまうのは、
ある程度は感じてもらった証左だ。
弥生もイってはいないものの、
それなりに気持ち良かったということだろう。

そっとベッドから離れ、
弥生の身体に布団をかける。
彼女は、それに気が付きもせず、
身じろぎもせずに、寝息を立てている

終電の時間までは少しある。
コンドームをはずして、軽くシャワーを浴び、
ベッドサイドの椅子に腰を下ろした。

弥生 再会(その12)

体位が変わると、中に当たる位置も変わる。
特にバックの時は奥まで入りやすい。

背中から腰に指を這わせながら、念のためにたずねた。

「奥、痛くありませんか。」

言葉にする余裕はないようで、
頭だけ左右に振って答える弥生。

「それじゃ、本格的に動きますよ。」

「…んっ…」

最初は中の感覚を確かめるように、
大きなストロークでゆっくりと秘部を貫く。
少しきつい感じは残っているが、
正面からまっすぐに突き入れる分には、
痛みを感じるほどのものではないようだ。

弥生の腰のくびれの下をしっかりと掴み、
本格的な抽送を始める。

内面から湧きあがる感覚が、
彼女の綺麗な背中をうねらせる。

抑えていた喘ぎ声が、
無声音から有声音に変わり、
薄暗い部屋の中に響く。

始める前は、感じないか、痛くなるかで、
早々に撤退しなくてはならない状況も想定していたが、
正常位よりもむしろ反応がいい。

2回目で身体が温まっているせいもあるが、
おそらくバックは好みの体位なのだろう。

弥生のヒップに私の下腹部を叩きつける音が不規則に響き、
行為は佳境に入る。

弥生 再会(その11)

弥生の後ろから、
耳からうなじを経て、脇に軽く掌を這わせ、
最後に細い腰を両手でつかんで、
挿入への心の準備をさせる。

彼女の秘部に怒張をあてがおうとして、
困ったことに気がついた。

高さが合わない。

弥生の脚は長いとは思っていたが、
ここまで高さが食い違っていると、
苦笑するしかない。
しかも、彼女はそれなりに脚を開いているのに、
こちらはほぼ正座からひざを伸ばした状態だ。

「脚をなるべく大きく開いてみてください」

戸惑いながらも、いそいそと姿勢を変える弥生。
それでも微妙に高さが合わなかったので、
彼女の腰を手前に引いて強引に高さを合わせた。

そんなやり取りで少し萎えかけたモノを、
手を添えて弥生の中に送り込む。
私が彼女に試すのは初めての体位ではあるが、
幸い、心配したキツさもなく、
素直に飲み込まれていく。

何度か愛液をなじませるだけで、
すぐに弥生の一番奥の部分に達した。

数回、全長を使って、
ゆっくりとした抽送を繰り返す。

完全に硬度を回復した怒張を、
彼女のさらに奥に、
深くソフトに突きたてた。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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