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寝落ち


ある程度の回数の逢瀬を重ねて、
身体や心が馴染んできたお相手とのプレイの場合、
よほど時間がタイトな場合を除くと、
必ず寝落ちしているということに気がついた。

昔からその傾向はあり、
せっかくの逢瀬の時間がもったいない気がして、
無理に起きていようとしていたこともある。

しかし、最近はすっかり肉体の欲求に素直に応じて、
あっさりと気を失ってしまう。

不思議なもので、どちらかだけが寝てしまって、
どちらかが目が覚めているという状況もなく。
一緒に寝落ちして、どちらかが目を覚ますと、
もう片方も起き出す(そして2回戦突入)という流れになる。

さて、ここからは理系の悪癖である分析風の記述が続くので、
その手の話が苦手な人は読み飛ばしてほしい。

まず、寝落ちは逢瀬の時間帯に関係なく発生している。
午前中の逢瀬だったとしても寝落ちている。
つまり、睡眠時間の補給といった昼寝の類ではないようだ。

次に、寝落ちしている時間は限定されている。
夜中のプレイは別だが、昼の逢瀬の場合、
概ね30分~1時間ほどで必ず目が覚める。
やはり、一般的な睡眠とは少し違う。

そこでこういう仮説を立ててみた。

性的な快感は、脳にとても高い負荷をかける。
さらにプレイ時間が長くなると、
その高い負荷が継続することになる。

そして、脳が受容しうる快感の総量を超えたときに
脳のスイッチが切れて寝落ちしてしまうのだろう。
血糖値の問題なのか、脳の疲労なのかはわからないが、
寝落ちしているときにほとんど夢を見ないことから、
ノンレム睡眠に近い状況が発生しているのかもしれない。

分析はここまでにして、考察に移りたい。
寝落ちが快感の蓄積によるものだと仮定した場合、
逆に、寝落ちの有無が女性の快感のバロメータとして
使えるのではないかと思っている。

逆に男がイってもいないのに寝落ちてしまったときは、
相手の男は大いにプレイを楽しんだということなので、
安心してほしい。
「私はまだ満足してない!」という状況はさておき。

肌を合わせる心地よさ

こんな見ず知らずの変態に逢ってみようという女性は、
セックスに対して強い願望を抱えていることが多い。

その多くは、中でイクことであったり、
痛いセックスの解消であったりする。

ゆえに、女性との逢瀬の最初の頃は、
それら願望を叶えることに集中することになる。

どのような願望にしろ、
ある程度の定番の方法はあるものの、
個々の女性の状況は本当に様々で、
色々な試行錯誤を経ながら、
その女性の願望に近づいていくことになる。

そして、成果が現れてきた頃合に、
ふと気がついてくれることがある。

「肌を合わせているだけで気持ちいい。」

どうやら、女性の身体はセックスにある程度の快楽がともなってくると、
その余韻としてこのようなボーナスステージ(?)が用意されているようだ。

激しいプレイの後のけだるい雰囲気の中、
軽く抱き合って唇を合わせている時間が
途方もなく甘い感じるという。

ただ、慣れた相手だと最初からそうなるかわけでもないようで、
逢瀬の回数を重ねている女性であっても、
そのような状況に至るには、
下着の跡が消えるくらいのプレイ時間は必要だ。

さておき、そんな状況を経験した女性は、
セックスに対する考え方が変化していく。

もちろん、いわゆる普通のプレイで感じることも好きだし、
イクことも大切ではあるけれど、
それらがセックスの唯一の目的ではなくなってくる。

相手の身体に無意識に指を這わせている時間。
それすらもせずにただ肌を合わせて、
寝入ってしまいそうになるまどろみの時間。

そういった穏やかな時間の心地よさの存在が、
次第に大きな割合を占めるようになる。

むしろ、ゆっくりと肌を合わせている時間が本番で、
セックスでイクことは前戯に過ぎないんじゃないかと、
思ってしまいそうになるほどだ。

なにより、そんな時間を過ごした後の女性の顔には、
上気したような、なんとも言えない魅力的な表情が浮かぶ。
(このことを「ニマニマする」と表現した女性がいた。)

かくして、女性の求める逢瀬の時間はどんどん長くなり、
丸1日密室で過ごすといった、
「一体そんなに長い時間何をしてるんですか?」と、
事情を知らない女性から真顔で尋ねられるような逢瀬をアレンジするために
スケジュールに頭を痛めることになる。

受け入れる悦び


「女性の快楽の開発が趣味」等と称しているので、
逢瀬の場面において
自らの欲望を直接的に表現することはあまりなかった。

加齢に伴って性欲が穏やかになっている(婉曲表現)こともあり、
「気持ちよくなっているお相手を見てニヤニヤする」
というのが基本的なスタンスだ。

しかし、幾人かのMを自覚しておられる女性とお逢いして、
その考えが少し変わりつつある。
皆さんが異口同音におっしゃるには、
「男の剥きだしの欲望を受け止めることが嬉しい」とのこと。

とはいえ、さすがに初逢瀬からそういう展開は自信がない。
そこで、ある程度逢瀬の回数を重ねてきていたM女性に対して、
自らの欲望を奮い立たせて、それらしいプレイをしかけていった。

下着を着けずに呼びつけて外で犯す。
喉奥まで犯して一番奥に射精し、飲ませる。
緊縛し、イこうが叫ぼうが構わずに気が済むまで犯す。
行為の後でぐったりしている女性の髪をつかみ、
口での更なる愛撫(掃除)を強要する。

そして見出したのは、
ソフトなプレイに徹していた時よりも、
はるかに嬉しそうな事後の様子だった。

一言で表現してしまえば、
「人それぞれ」ということなのだろう。
しかし、男の直接的な欲望に晒されることに、
嫌悪感を抱いてきた女性と、
そういう「酷い」プレイで感じる女性が、
ときに同一人物だったりするところがとても興味深い。

とある女性フォロワーさんの言葉が印象的だったので引用したい。

「オンナは男を受け入れるようになっている」

それは、必ずしも身体の構造だけの話ではないのだろう。

イケメン

女性に対するほど評価軸がはっきりしているわけではないが、
男にも、女性から見た外見の良し悪しは、
その男のモテ度に大きな影響がある。

外見が優れている男は、世の女性から「イケメン」と呼ばれ、
合コン等の競争的環境において女性の人気を博するものだ。

自分の画像もなしに書いても説得力がないのだが、
私の外見の良し悪しは、せいぜい人並みか、
多分それ以下であることは自覚している。

これまでに付き合った女性達に、
私のどこが好きになったかをたずねてきたが、
誰一人として顔の造作に言及しなかった。
推して知るべしということだろう。

さて、以前に「バイアス」という記事を書いたが、
ケメンな男がどういう環境にいて、
どのようなバイアスを獲得していくかを、
私がこれまでに見た中でもっとも極端な例を基に、
考察してみようと思う。

なにしろイケメンなので、
街に黙って立ってるだけで女性がナンパしてくる。
合コンなんぞに参加した暁には、
女性参加者全員からアプローチされて、
どの女性と会話するかだけで刃傷沙汰もありうる状況だ。

この状況をイケメン男目線で見ると、
○ 女はいくらでも寄ってくる
○ 離れていく女がいても替わりはいくらでもいる
ということになる。

こんな環境では、特定の女性を丁寧に扱う必然性はない。
むしろ本能の赴くままに、
自分の遺伝子を撒き散らすことになる。

「顔のいい男の中身はクズ」と言われる理由は、
この辺りにあるのだろう。

しかい、イケメンを非難しても無益だ。
なにしろ、彼にとってはそれが日常なのだし、
今も女性に言い寄られていることだろう。

それでもイケメンの魅力は抗いがたい。
となれば、相手に本気にならないことが、
不幸にならないカギになるのかもしれない。

逢瀬の時間

逢瀬の時間、といっても詩的な意味ではなく、
逢瀬のための物理的な時間の長さことだ。

多くの女性とお逢いして気がついたのだが、
セックスで過ごす時間の感覚というのは、
人によって随分と大きな差がある。

1時間に満たないものと思っている女性から、
一晩中でも楽しみたいと思っている女性までいて、
本当に人それぞれだ。

概ね、それまでのパートナーとのセックスにかける時間が、
そのままそれぞれの女性の標準になっている。

たとえば名器の女性は、相手の射精が早い傾向があるので、
挿入に至ると「もうすぐプレイが終わる」と思いこんでいたりする。

私はどちらかというと長時間プレイ嗜好なので、
その辺りの感覚のズレがすごく大きいことがあって、
女性を戸惑わせてしまったりすることもある。

そんなこんなの行き違いがあったので、
最近は初めてお逢いする女性の場合、
逢瀬の時間を4時間くらいに設定することが多い。

それでも長いじゃないかと思う女性もいると思うが、
最初の1時間は概ね話を聴くのに必要な時間だし、
最後の1時間は余裕を持って身支度を整えてもらうのに必要な時間だ。
正味のプレイ時間は2時間ほどということになる。

それでもなお長いかなと思う女性もいるかもしれないが、
途方もなく長いという印象ではないと思う。
逆にこれより短いと、「性感の開発」という目的に、
大きな差し障りが出るようになる。

何かしら新しい感覚を感じてもらうには、
それなりの準備なり助走なりが必要であって、
丁寧にそれを進めていくには、
やはりある程度の時間が必要だ。
正直120分でも厳しいのだけど、
ぎりぎりの妥協点だと思っている。

ただ、性感の開発の進展していくにつれて、
長い時間を望むようになる傾向がある。

「初めて話を聴いた時は、
8時間も何をして過ごすのかと思ってました」

と言っていた女性が、
10時間でも時間が足りなく感じるように
なっていくのは嬉しいものだ。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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