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人間は自分が普段いる環境が普通であると、
思い込む傾向がある。
これはある意味当然で、
その環境で日常を過ごしている以上、
本人にとっては普通のことだ。
しかし問題は、その状況が、
世間一般でも普通だと思い込んでしまうことにある。
現在、私には複数のパートナーがいて、
大概の性的なプレイは受け入れてくれる。
また、性的な意味で興味を持ってくれてお逢いする女性も多い。
長くそんな状況が続いていると、
世の中の妙齢な女性の多くが
同じように見えてきている瞬間があることに気が付いた。
もちろん、頭ではそんなことが
あるわけはないとわかっている。
しかし、無意識にそう感じてしまう瞬間がある。
日常がそうである以上、
無意識の部分にそのようなバイアス(偏向)がかかるのは、
避けがたいものがあるようだ。
それに拍車をかけるのがSNSだ。
色々な嗜好にどっぷりとハマっている人がいて、
そんな人達の状況が日常的にたくさんSNS上に流れている。
SNSでは嗜好の近い人同士が界隈を作る。
その界隈に参加して、
多くのコミュニケーションがその中で完結するようになると、
日常的に触れる話題の大きな部分が、
その嗜好に関することになってしまう。
この「どっぷり世界に浸かった状態」は、
無意識に強いバイアスをかけていくだろう。
しかし、多くの人にとって、
この種の嗜好は裏の世界での出来事だ。
無意識の常識の部分に強くバイアスがかかるのは、
表の生活に不可欠な社会性の基盤を脅かされる。
私の今の状況は、自ら望んで築いてきたもので、
大いに楽しんでいるし、それなりに気に入っている。
しかし、これ以上無意識の感覚にバイアスをかけてしまわないよう、
注意していこうと思う。