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絶頂を越えた後の余韻の時間。
智早の中に入ったまま、
彼女の内側がヒクヒクと痙攣するのを感じる。
やがて、智早の呼吸が整うのと同時に、
内側の動きも収まった。
寝落ちさせてしまう直前に、
彼女の中から少し萎えかけたモノを引き抜く。
時間を確認するとあまり余裕がない。
少々耽りすぎたようだ。
添い寝してクールダウンの時間を取れる方がいいのだが、
心を鬼にして、シャワーを促す。
少し足元のおぼつかない様子の智早を、
シャワールームに送り込む。
そのまま狭いバスタブに2人で立って、
シャワーを浴びる。
私の方はざっと流しただけで、
彼女をバスルームに残して上がり、
さっさと身体を拭いて服を着た。
乱れたベッドを軽く整え、
部屋を片付けながら、
彼女が身支度を整えるのを待つ。
長い髪を整えるのに時間がかかったのか、
日常を回復した智早と話せる時間はほとんどなかった。
やむなく部屋を出て、
待ち合わせた場所まで送る途中で少し話す。
「いかがでしたか?」
「とっても楽しめました。
セックスっていいですね。」
「わはは。それはよかった」
「…次は、もうちょっとゆっくりお逢いしたいです」
「そうですね」
そんなことを話していると、
すぐに地下鉄の駅の入口に着いてしまった。
「…それではまた」
「メールしますね」
「楽しみにしてます」
階段を下りる智早を見送る。
姿が見えなくなる寸前、
彼女はこちらを振り返り、
笑顔で手を振ってくれた。
さて、次の逢瀬はいつになるだろう。