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真琴 再会(その19終)

お茶を乗せたテーブルを挟んで、
真琴と向かい合う。

「イけましたか?」

「…はい、2回」

「それはよかった。
今回の目的は果たせましたか?」

「ええ、とっても満足です」

とてもすっきりとした表情で答える彼女。
前回の経験から、今回のプレイはこれで打ち止めだろう。

少しけだるい、リラックスした雰囲気の中、
他愛もない話題で過ごす。
プレイの後のこの時間がとても好きだ。

彼氏のこと、家族のこと、学校のこと。
二十歳前の女性には話すことがいくらでもある。
時々相槌を打ちながら、
穏やかに聞き役に徹することにした。

そんな風に小一時間ほど話を聴いていると、
真琴のスマホから少し変わった着信音がした。

「…あ、彼氏からです。」

「おっと、どうぞどうぞ」

そう言って、彼女の視界から外れる。
少しぎこちないやりとりからはじまり、
やがて楽しそうな声で会話が弾む様子が伝わってくる。

しばらくして電話が終わった。
元の場所に腰を下ろす私のほうに、
少し申し訳なさそうな顔をして、真琴が切り出した。

「今日は少し早めに帰ってもいいですか?」

彼氏との電話で、思うところがあったのだろう。

「いいですよ。じゃ、身支度をなさってくださいな」

あっさりと受け入れて彼女に準備を促す。
30分後にはホテルから最寄り駅に向かう道を歩いていた。

「また逢ってくれますか?」

「彼氏とのつきあいの邪魔にならなければ、
歓迎しますよ」

「…多分、大丈夫かなと」

「ま、気長にお待ちしてます」

改札口の雑踏に消える真琴を見送った。

その後、メールでは何度かやり取りがあり、
逢瀬の日程を調整しようとしたこともあった。
しかし、真琴と彼氏との関係が深まっていくにつれ、
連絡の頻度も下がり、
ついにはTwitterのアカウントも削除された。

彼氏と幸せに過ごしていてくれればいいと思う。

真琴 再会(その18)

真琴の上半身がベッドの上にくずおれ、
ヒップだけを突き上げている姿になった。
今は両手で彼女の尻を掴んで支えているが、
明らかに力が入っていない。

今回はこれ以上続けてもいいことはないだろう。
ピクピクと不規則な収縮を続けるぬめった真琴の中から、
怒張をゆっくりと引き抜いた。

支えを失うと、彼女の身体はそのまま横向きに倒れ、
完全に脱力している。
真琴の裸体にシーツをかぶせ、
私は飲み物を取りにベッドを降りた。

冷えたお茶を入れたグラスを手に、
彼女の脇に腰を下ろす。
だるそうにしている真琴を少し起き上がらせ、
お茶を飲ませた。

喉の渇きが治まると、
真琴は再びベッドに倒れこんだ。

「ちょっとシャワーを浴びてきますね。」

声を出すのも億劫らしく、頭だけが頷くのだけが見えた。
しばらく休ませた方がいいだろう。

汗をかなりかいたので、
湯船に湯を張りながら、
ゆっくりとシャワーを浴びる。

昼寝のせいで、頭髪にひどい寝癖がついていることに
今更ながら気がついた。
それを濡れたタオルで押さえ、
どうにか見苦しくない程度に整え、
バスルームを出た。

真琴はまだ横になっていたが、
目は開いていた。

「お待たせしました。
ちょっと休みましょうか。」

「…はい。」

真琴 再会(その17)

真琴の白い尻を指先を立てて掴み、
荒々しく腰を打ち付ける。

彼女の尻と私の下腹部がぶつかり合う、
パンパンという音に、
真琴の大きな喘ぎ声が混ざる。

それでも刺激に緩急をつけ、
快感の踊り場を作り、
それをステップにしてさらに高みを目指す。

そんなことを何度か繰り返すが、
最後の一線がどうしても越えられない。
真琴と2人でもだえるうちに、
額から流れた汗が、
顎から彼女の背中に落ちる。

バックという体位の選択は
失敗だったかと思いながら、
強い刺激を続ける。
ふと、私の下腹部が叩きつけられるたびに、
真琴の白いヒップが、
揺れているのが目に入った。

あることを思いついた私は、
一旦刺激を弱めて真琴に一息つけさせた後、
再び高みを目指して腰を叩きつける。
彼女の反応がピークに近づいたところで、
大きく振りかぶった掌を打ち下ろした。

「バシッ」

思いのほか大きな音が響く。
半呼吸遅れて、真琴の全身が硬直する。

「…ああっ!!」

再び怒張をゆっくりと抜き差し、
さらに彼女の中に衝動を送り込む。

「バシッ! バシッ!」

再び高まってきた彼女の尻に、
続けて掌を打ち下ろす。
真琴の中がギュッと収縮するのを感じながら、
最も強い刺激を一番奥に叩き込んだ。

「---っ!」

彼女の身体が硬直し、呼吸が止まる。
長い長い数秒の時間が流れ、
真琴の身体から力が抜けた。

真琴 再会(その16)

「んっ… んんっ…」

真琴は枕に顔をうずめて、声を殺している。
ゆっくりと深い動きから、
緩急をつけながら刺激を深めていく。

脚を閉じて伸ばした形の後背位は、
もともと締まりの強くなる体位だが、
彼女の名器がさらに力を加えると、
想像を超える強さで締め付けてくる。

これは失敗したかもしれない。
怒張の根元に衝動がたまってくるのがわかる。
再び姿勢を変えることにした。

真琴の腰を持ち上げて、脚を開かせる。
女性が四つん這いになる普通のバックへ。

それでも彼女の中は、私のモノを強く咥え込む。
しかし、刺激される場所が変わったせいで、
平常を取り戻すことができた。

真琴の豊満な白い尻を強く掴んで、
深く強く突き入れる。

「ああっ!」

彼女の反応が変わる。
ふと、元々Mっ気の強い女性だったことを思い出した。

少々というより、はっきりと乱暴に近い雰囲気で、
真琴を後ろから攻めあげることにした。

「あああっ! んっ! ああっ! あああっ!」

ホテルの部屋に響き渡る彼女の喘ぎ声。
明らかに隣の部屋にまで響いているだろう。

なんとかもう1回、イかせてみようと思った。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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