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弥生再会(その4)

さっさとシャワーを浴び、
バスタオルを腰に巻いて、
バスルームを出る。

弥生がランジェリー姿のまま、
暮れなずむ窓の外の景色を眺めていた。

「セクシーなお姿が、
外から見えちゃうかもしれませんよ」

「見られるのを想像するのは嫌いじゃありません。」

「おっと、大胆発言ですね。」

そんなやり取りをしながら、
彼女の腰に手を回して、唇を重ねる。

それに自然に答える弥生。

所作が柔らかい。
動作にいちいち力と意志がこもっていた、
初めての逢瀬とは大違いだ。

時間を刹那忘れるほど舌を絡め合ってから、
唇を離す。

「素敵なキスですね。」

「キス、好きなんです。」

「知ってますよ。」

再度、唇を重ね、
今度はボディにも指を這わせる。

感じるところに触られたときの、
身体をよじる反応を楽しみながら、
弥生の流麗なボディラインを堪能した。

唇を離し、彼女に促す。

「ガラスに手をついてごらん。」

そして、弥生の背後に回って、耳元で囁く。

「向かいのビルから誰か見てるかもね。」

「…うん、もう」

嫌がっていないことを確認して、
背後から彼女の身体を本格的に愛撫する。

耳を甘く噛み、
首筋に舌を這わせ、
背中に指先で軽くなぞり、
ランジェリーの上から乳首を弄び、
ベビードールの裾をまくりあげて、
太股からヒップをくすぐる。

愛撫が弥生のヒップの間に到達したとき、
下着の上からでもはっきり分かるほど湿っていた。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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