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前回と同じホテルのツインルームに入り、
上着と履物を脱いでテーブルを囲む。
「あ、これ差し入れです。」
弥生がおしゃれなデザインの紙袋を渡してくれる。
「お、ありがとうございます。
スイーツですか?」
「ええ、冷やしておいた方がいいかも。」
ありがたく受け取って、冷蔵庫にしまう。
「さて、改めまして、お久しぶり。
元気そうですね。」
「そう見えますか?
実は夜勤明けでヘロヘロなんです。」
「いえ、なんというか佇まいという点で。
すごく魅力的になってて、見違えてしまいました。」
「そうですか?」
「ええ、凛としてますよ。」
そんなことから、前回の弥生との逢瀬以降の、
主にセックス関連の経過を聞きだす。
あれ以来、セックスの可能性に目覚めてしまい、
ハプバーや3Pサークル、乱交パーティなどなど、
色々な「大人の遊び場」に無謀に突進していったことを、
経験談を交えながら話してくれた。
スイッチが入ってしまった女性の暴走は怖い。
とはいえ、必ずしもいい経験ばかりではなかったようだが、
少なくとも苦痛ではないセックスが弥生の生活に張りを与え、
それが彼女に変化をもたらしたようだ。
「色々ご経験された上で、
今回は、どうしてここに戻ってきてくれたのですか?」
彼女の話がひと段落したところで、そうたずねた。