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真琴 初逢瀬(その11)

じゅぶじゅぶと湿った音がホテルの部屋に響く。
怒張しきった男のモノを喉の奥まで収めての
濃厚なフェラチオ。

女性にとって相当きついであろうその行為を
真琴は自ら止めようとはしなかった。

頃合いを見て、
真琴の頭に掌でポンポンと合図を送る。

それを機に顔を上げ、
照れたような笑顔を見せる真琴。
口の端から涎が垂れている。
そのまま抱き寄せて唇を重ねた。

「ありがとう。すごく気持ちよかった。」

お茶で口の中をさっぱりしてもらってから、
ピロートークを再開する。

「すごいフェラだった。正直、驚きました。」

「え? フェラってああいうものじゃないんですか?」

そんなことはない。絶対に。

「いやいやいや、真琴さん。
プロ顔負けのすごいテクニックでしたよ。
生涯のフェラ経験の中でも
2番目に気持ちいいくらい。」

「でも、1番じゃないんですね。」

「お1人だけ、この重症遅漏患者を
イかせそうになった女性がいましたから。」

「イけそうではなかったんですか?」

「私は、イけるツボがすごく狭いんだと思います。
でも、頭がぼーっとするほど気持ちよかったですよ。」

このフェラチオで、
これまでのお相手の男たちを
軒並み撃墜してきたであろう真琴は、
ちょっと釈然としない様子だった。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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