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真琴 初逢瀬(その4)

ベッドに腰掛けた真琴に、
再び唇を重ねる。

時間をかけて舌を絡めながら、
彼女の身体に巻きついていたバスタオルをはぎ取った。

Eカップの形のいい胸が露わになるが、
下半身が無毛に処理されていることに、
内心驚かされる。

驚きを隠して、
そのまま真琴を仰向けに倒し、
全身の愛撫に移った。

初めてお相手する女性への基本的な対応として、
極ソフトなタッチで臨む。

太股、腹、胸、脚の付け根。
肌の感触を楽しみながら触れて行くが、
真琴の反応が今ひとつ薄いのが気になった。

目を閉じて感じようとしている様子ではあるが、
それほど気持ちいいとは感じていないようだ。

若い女性には時々あることでもあるし、
だからといって画期的な対応方法があるわけでもないので、
オーソドックスに進めて行くことにする。

真琴の脚の間に指を触れる。
幸いそれなりに濡れてきているようだ。

女性を注意深く観察していれば、
自ずとわかることではあるが、
濡れることと感じていることは、
必ずしもイコールではない。
濡れるための要素は、肉体的な快感より、
心理的な期待の方が強いように思う。

少なくとも期待はしてもらっていると思いながら、
愛撫を続ける。

クンニに移り、ようやく真琴から声が上がり始めるが、
快感を我慢できなくて出る声という感じではない。
演技なのかなという疑念がよぎるような小さな喘ぎ声。

そんな状況が変わったのは、
彼女の中に指で触れたようとしたときだった。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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