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真琴 初逢瀬(その3)

真琴がシャワーを浴びている間に、部屋の準備を整える。

シティホテルを使うのは久しぶりだが、
やはり部屋が狭い印象は否めない。

ベッドボードの上に道具を並べると、
それだけで目いっぱいになってしまう。

やはり、昼間時間帯に長い時間を過ごすなら
ラブホテルのフリータイムの方が色々と便利だ。

バスルームの水音が止まり、
ほどなくして真琴がバスタオル1枚の姿で現れた。

タオルの上からでも、その肉感的なボディラインが
はっきりと浮かび上がる。
露わになった肩からのぞく色白な肌と相まって、
とても魅力的なお身体の持ち主だ。

「すごく色っぽいね。」

そう声をかけ、期待を胸に秘めて、
私もシャワーを浴びる。

バスタオルを腰に巻いてバスルームを出ると、
真琴はまだベッドの横の椅子に腰かけていた。

「さて、それでは始めますか。」

「はい。」

微妙なデジャヴを感じながら、
彼女の黒のセルフレームの眼鏡を外さずに、
唇を重ねる。

互いの舌が絡み始めたところで唇を離し、
真琴の眼鏡を外して、
再び唇を合わせる。

舌を存分に絡めあった後、
彼女をベッドに誘った。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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