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身体を離し、美樹をベッドの上に放置して、
ベッドサイドの椅子に腰を下ろす。
完全に脱力し、あられもなく脚を開いたまま、
徐々に荒い呼吸を落ち着かせていく彼女。
酷使したコンドームをはずし、
お茶を飲んで一息つく。
美樹にも水分補給しようと思い、
立ち上がって様子をうかがうと、
荒かった呼吸は、いつの間にか安らかな寝息に変わっていた。
無理に起こすまでもない。
彼女の身体に布団をかけ、
シャワーを浴び、部屋を片付ける。
激しい行為の反動で、
私も少し眠気を感じていた。
照明を落として、美樹の隣にもぐりこむ。
少し身じろぎをした彼女に、
「おやすみなさい」
と声をかけて、私も眠ることにした。
どれくらいの時間が経っただろうか。
気付いた時には、周囲はまだ真っ暗で、
未明と言える時間帯のようだ。
…気持ちいい。
激しい行為の後なので、
朝勃ちに相当する現象が起こるのはわかるが、
それにしても気持ちいい。
意識がはっきりしてくると、
美樹が私の股間に顔をうずめていることに気がついた。
最初の男をイかせるためのフェラではなく、
男を回復させ昂ぶらせるためのフェラ。
このままずっと寝た振りをしていようかとも思ったが、
意を決して、彼女の頭に掌を乗せる。
私が目を覚ましたことに気付いた美樹は、
私のモノから口を離して言った。
「やっと起きた。」