2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

美樹 一期一会(その12)

身体を離し、美樹をベッドの上に放置して、
ベッドサイドの椅子に腰を下ろす。

完全に脱力し、あられもなく脚を開いたまま、
徐々に荒い呼吸を落ち着かせていく彼女。

酷使したコンドームをはずし、
お茶を飲んで一息つく。

美樹にも水分補給しようと思い、
立ち上がって様子をうかがうと、
荒かった呼吸は、いつの間にか安らかな寝息に変わっていた。

無理に起こすまでもない。
彼女の身体に布団をかけ、
シャワーを浴び、部屋を片付ける。

激しい行為の反動で、
私も少し眠気を感じていた。

照明を落として、美樹の隣にもぐりこむ。

少し身じろぎをした彼女に、

「おやすみなさい」

と声をかけて、私も眠ることにした。


どれくらいの時間が経っただろうか。
気付いた時には、周囲はまだ真っ暗で、
未明と言える時間帯のようだ。

…気持ちいい。
激しい行為の後なので、
朝勃ちに相当する現象が起こるのはわかるが、
それにしても気持ちいい。

意識がはっきりしてくると、
美樹が私の股間に顔をうずめていることに気がついた。
最初の男をイかせるためのフェラではなく、
男を回復させ昂ぶらせるためのフェラ。

このままずっと寝た振りをしていようかとも思ったが、
意を決して、彼女の頭に掌を乗せる。

私が目を覚ましたことに気付いた美樹は、
私のモノから口を離して言った。

「やっと起きた。」

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

最新記事
Twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
メールフォーム

お名前(ニックネームで):
メールアドレス:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる