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細くて少し冷たい指が絡まるのを感じる。
やがて、先端が温かく湿った感触に包まれた。
美樹の行為を邪魔しないよう、
彼女の頭に軽く掌を添える。
少し時間をかけて、
全体に唾液をなじませ終わり、
美樹は、一瞬視線をこちらに向けてから、
本格的にペニスを口で刺激し始めた。
夜景を背景に、湿った音を立てて、
頭を前後に大きく動かす彼女。
舌は、常に男性器の敏感な部分に絡まり、
指は、根元の部分を強く刺激する。
完全に男をイかせるためのフェラチオ。
幸か不幸か私は遅漏気味なので、
少々の刺激ではイってしまうことはない。
ただ、私からはまだろくに愛撫もしていないのに、
美樹が、ここまで責め込んでくる意図を計りかねた。
するがままにさせておくが、
流れ込んでくる快感に
圧倒されてしまいそうになる。
ひとしきりの濃厚な行為のあと、
美樹が、口を離して一息入れた時に、
逆襲を試みた。
「ほしいの?」
腰をかがめて、彼女の耳元で囁く。
行為の続きを求められなかったのが意外だったのか、
一瞬の躊躇の後、
美樹は、表情を変えないままぶっきらぼうに答えた。
「ほしい。」