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「えっ?」
もう一度ベッドに行きませんかと、遥を誘ったら、
返ってきたのは、心から意外そうな返事だった。
「お疲れでしたら、無理にとは言いませんが。」
「いえ、それは大丈夫ですけど…
あの… セックスって普通1回だけじゃないんですか?」
「えっ?」
今度はこっちが変な声を出してしまった。
「いや、失礼。
セックスは2人ですることですから、
回数なんかも2人で決めればいいものですよ。
常識で何回って決まってるものじゃありません。」
「そうなんですね。わたしてっきり…」
経験の少なさは感じていたが、
お相手の数もまたごく少数なのだろう。
経験の少ない女性との逢瀬では、
最初のHのお相手のクセのようなものを感じることがある。
今回の場合は… 皆まで書くのはやめよう。
改めて彼女に正面から向き合って、
少しおどけた口調でたずねる。
「遥さんは、今日、もっとセックスしたいですか?」
彼女は、恥ずかしそうに、でも少し嬉しそうに答えた。
「はい… もうちょっとセックスしたいです。」
彼女の手を取り、そのままベッドに差し招いた。