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「…はい。」
恥ずかしそうに脚を開き直して、視線をそらす遥。
少し羞恥心をあおるために、
脚の間に割って入る。
そして、彼女に見えるように、
指先にローションをたっぷりと取った。
「っ…」
体温よりわずかに高い温度のローションが敏感な部分に触れ、
遥は、身体をピクッと反応させる。
「痛くならないように、ね。」
これは、半分は言葉の通りで、半分は暗示だ。
入口が痛くなる女性は、
セックスは痛いものという
固定観念ができてしまっていることが多い。
そのため、いざ挿入というときに身構えてしまって膣口が固く締り、
男性をスムーズに受け入れることができなくなる。
男性側が、そこを強行突破しようとすると、
結局痛くしてしまう。
「これだけたくさんローションを塗ってもらったから、
今回は大丈夫かもしれない。」
と、遥に思ってもらえれば、
「痛くないセックス」の半分は達成したようなものだ。
ローションのおかげで、
感じさせて濡らす必要はない。
快感が衰えない程度にクリを刺激しながら、
全体にローションを行きわたらせ、
入口の周りをほぐすのに専念する。
ローションの湿った音が部屋に響く。
「ここ、痛くないかい?」
「…大丈夫、です。」
遥の中は、やや柔軟性に乏しいものの、
特に狭いわけでもなく、特に問題はなさそうだ。
彼女が目を閉じて、
自分の感覚に集中し始めたのを機に、
挿入に移行することにした。