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バスルームから出てくると、
遥は、先ほどまでの飲み会タイムと同じように、
ベッドサイドの椅子に座って待っていた。
私は椅子ではなく、
ベッドに腰掛ける。
「隣においで。」
部屋に入ってから、もう4時間近く経っている。
彼女自身に踏ん切りをつけさせた方がいいと思い、
思い切って声をかけた。
「…はい。」
いそいそと隣に移ってくる遥。
腰に手をまわして、顔を寄せ、目を合わせていう。
「覚悟は決まりましたか?」
うなづくかわりに目を閉じた彼女に、
そっと唇を重ねた。
お互い、少し酒臭いのは無視して、
ゆっくりと、次第に濃厚にキスを交わす。
少し触るだけでわかるほどこわばっていた
彼女の身体から、徐々に力が抜けた。
唇を重ねたまま、
彼女を身体をゆっくりと横たえる。
はだけたバスタオルをはぎ取り、
遥の全身が露わになった。