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独身女性と既婚男の組み合わせの不倫は多い。
出物腫れ物ところ嫌わずとはいうけれど、
この組み合わせばかりは本当にバランスが悪く、
とりわけ女性が辛そうなところが切ない。
確かに既婚男には、
少なくとも結婚できる程度の器量があり、
特定の相手がいるという意味で余裕があるように見える。
それらが総合的に異性としての魅力として認識され、
恋愛市場における平均的な値付けは低くない。
すると結構な数の女性が、
既婚男に引っかかってしまうことになる。
Twitterを始めて以降、
そんなフォロワー独身女性の日々の苦しみを聞くことが多かった。
しかし、最近になって何人かが、不倫関係に終止符を打った。
幸い多くは嫁バレの類ではなく、
自主的な恋愛関係の終焉だったようだが、
それに至るまでの経過には紆余曲折があった。
概ね独身女性が関係のアンバランスに耐えられなくなって、
関係の変調が始まる。
別れようと思って実際に相手にそう伝えてみたりもする。
しかし、相手への恋愛感情が残っているうちは、
その試みが成功することは稀だ。
よく治っていない傷のカサブタを剥がすようなもので、
痛い上に出血してまたカサブタができてしまう。
では、どのようにして終焉を迎えたのか。
一番ハッピーなのは、
新しい(不倫ではない)恋愛相手と出会うパターンだ。
よく言う「女性の恋は上書き保存」の喩えのとおり、
見事に不倫恋愛を上書きして幸せオーラを纏っている。
Twitterアカウントの元々の目的が
不倫恋愛の愚痴をつぶやくためだったりすると、
そのままアカウントが消えてなくなったりするけど、
それはそれでとても幸せな状況だ。
そのまま幸せになっていってほしいと切に願う。
もうひとつのパターンは、
カサブタの下の傷がいえるまでじっくり待った上で、
自ら関係を絶つタイプ。
それでもかなり痛みはあるようで、
苦悩している様子が伺えるが、
気持ちが吹っ切れると、
あっさりと新しい相手が見つかって
ハッピーになるパターンに移行することも多い。
ときに略奪愛を成就する女性もいるが、
お相手が不倫をする男だという印象は拭いがたいようで、
その後の暮らしが平穏なものになるかどうかは、
普通の恋愛よりもハードルが高いように思う。
色々なパターンを見てきたが、
独身女性にとって不倫恋愛を続けていくことは、
単純に辛い時間が続くということを意味する場合が多い。
先を見て物事を決められないからこそ苦悩するのだが、
先人の身の処し方は多少なりとも参考になると思う。
既婚男でありながら独身も含めた女性に逢っている私も、
人のことは偉そうには言えないが、
少なくともお逢いする女性の恋愛の対象にならないように
今後とも気をつけていきたい。