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智早 初逢瀬(その11)

智早の中に自然に納まっている状態から、
角度が付いた部分を彼女の中の壁に押し当てるように、
力を入れる。

「んぁっ」

智早の身体がビクッと大きく反応する。
中に当たる場所を変えながら、
さらに彼女の反応を探る。

指が届く範囲よりもさらに奥に、
感じるポイントが多くあるようだ。

届く範囲を探り終わる頃には、
スティックローターも彼女の中に馴染んできた。
そろそろいい頃合だろう。

ゆっくりと引き抜くと、
糸を引くほどに智早の愛液にまみれた状態になっていた。

本体をひねり、電源を入れる。
ブーンという低い音が、
薄暗いホテルの部屋の中に響く。
ひねる角度によって強弱が切り替えられるようだが、
まずは弱のままで使うことにする。

襞の外側にそっと触れさせ、
クリトリスに向けてゆっくりと動かす。

「あぁっ…」

未知の感覚が敏感な部分に近づいてくることに気づき、
少し身がまえる智早。

「…っ!」

彼女の肉芽に振動が伝わった瞬間、
彼女の身体がのけぞった。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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