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智早 初逢瀬(その10)

智早の視線に答えるために、
とびっきりのいたずらっぽい笑顔を作って、
ライトグリーンのスティックローターを見せる。

「これ、挿れてみましょう」

パッケージにはLサイズと表示されていたが、
太いわけではなく全長が長い。
概ね20cm弱の長さで、
片方の端が30度ほどの角度で曲がっている。
電池内臓のため特にケーブル等はない。
外側にはスイッチもなく、
本体をひねると電源が入る仕組みだ。

説明には防水と書いてあったが、
念のためコンドームでくるむ。

最初はスイッチを入れずに、
智早の中を探ることにした。

智早の濡れそぼった秘部をまさぐり、
愛液を丹念にスティックローターになじませる。

左手でクリトリスをソフトに刺激しながら、
先が曲がったほうの端を、
彼女の中心部にあてがった。

曲がっている部分が真っ直ぐに入るよう角度を調整して、
ほんの少し力をこめる。

わずかな抵抗だけで、
スムーズに彼女の中に飲み込まれ始めた。

「あっ… あっ… ああっ…」

こちらに少し心配そうな視線を向けながら、
内側からの感覚に声を上げる智早。

やがて、スティックローターの2/3ほどが
彼女の中に納まった。
愛液のまみれた中でしっかり保持できる
ぎりぎりの長さが手元に残った。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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