2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

智早 初逢瀬(その3)

落ち着いた雰囲気の中で
近況等をゆっくりと聞き出す。

智早は、おっとりとした独特のペースで話す。
少し感情が読みにくいタイプの女性だが、
感情の起伏そのものがあまり大きくないのかもしれない。

ただ、時々見せてくれる笑顔が、
少し猫っぽくてとてもチャーミングだ。

場が暖まってくるにつれて、
話題を雑談から徐々に性的なものに近づけていく。

智早のこれまでの性的な経験や、
今のお付き合いの状況などを聞かせてもらった後で、
核心の質問をぶつけた。

「…今回はどうしてお逢いしようと思ったのですか?」

「私、イってみたいんです。」

「いきなりハードル高いですね」

「そうですか?」

「私も努力はしますが…
今お聞きした智早さんの
これまでのご経験からすると、
そこまで一気に飛躍できるかは、
正直わかりません」

「そういうものですか…」

少し落胆した様子で、
あきらめが混ざったような笑みを見せる智早。

「変に気負わずに、
『気持ちよければラッキー』くらいの感じで、
身体を預けてくれるとうれしいですね」

「そうですか…」

部屋に入ってから、
すでに小1時間ほど話していた。
デイユースプランはあまり時間に余裕がない。

「そろそろ始めましょうか?」

少しの躊躇の後で、智早はうなずいた。

「それじゃ、シャワーをお先にどうぞ」

「はい」

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

最新記事
Twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
メールフォーム

お名前(ニックネームで):
メールアドレス:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる