2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

伊緒里 再会(その7)

伊緒里がバスルームに姿を消したところで、
部屋の準備を整える。

ハーフボトルのワインはほぼ空になっていた。
夕食の跡を片付けて、ベッドカバーをはがし、
ベッドサイドにコンドームとローションを用意して、
照明を少し落とす。

手慣れたもので、すぐに終わってしまったが、
バスルームからはまだ水音が響いてくる。
これは長くなりそうだ。

結局、伊緒里は泊りということもあって、
メイクをすっかり落とし、
髪を洗ってドライヤーをかけて居室に戻ってきた。

おそらく自らの気持ちを整えるためにも、
必要な時間だったのだろう。

「それでは、私も失礼して…」

そういって、入れ換わりにバスルームに入る。
急ぐ必要はないが、最低限の身支度で済ませることにした。

バスタオルを腰に巻いてバスルームから出ると、
伊緒里はちょこんとベッドに腰掛けて、
私が戻るのを待っていた。

服をクローゼットにしまい、
彼女の隣に座る。

「お待たせしました。」

そういいながら、彼女の腰に手を回し、
伊緒里の唇をふさぐ。

彼女の両腕が私の身体にまわされるのを感じる。
長い長いキス。
ゆっくりと互いの唇と舌を貪った後で、
唇を離して互いの目を見合わせた。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

最新記事
Twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
メールフォーム

お名前(ニックネームで):
メールアドレス:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる