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「よろしくお願いします。」
と言われても、さて、いかがしたものか。
少しでもヒントになればと思い、
ひとつのことを尋ねる。
「…なぜ私に?」
グループセックス界隈には、
後腐れなくお相手する男は、他にいくらでもいるだろうし、
もっと手っ取り早く、
ハプニングバーで相手を見つけることもできるだろう。
「…怒りませんか?」
「怒る理由がありませんよ?
なんなりと、どうぞ。」
「今回は、普通のセックスがしたかったんです。」
ずっこけた心を立て直すのに、
2瞬間くらいの時間が必要だった。
「…そうですか。
確かにあまりこれといった芸はありませんけど…」
「あの時、ジュンさんって、
ものすごく普通に抱いてくれましたよね。
あんな感じなら、久しぶりで、病みあがりでも
大丈夫かなって。」
確かに、伊緒里と初めて逢った乱交パーティでのセックスは、
スローセックスの要素はあるものの、
基本的にオーソドックスなものだった。
概ねの方向性は見えたので、
彼女にシャワーを促すことにした。
「わかりました。
それじゃ、ゆっくりシャワーを浴びてきてくださいな。」
「はい。行ってきますね。」