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理津子 初逢瀬(その8)

こちらの舌や唇の動き合わせて、
没頭したまま反応を返してくる理津子。

数回のセックス経験しかない女性にしては、
愛撫への反応が真っ当すぎる気がしていた。
しかし、じっくり触れてみると、
愛撫に慣れているという感じではなく、
快感に素直に反応しているだけという雰囲気も感じる。

執拗な口での愛撫で、
彼女の秘部はすっかり準備が整っていたが、
挿入前に中に触れておくことは重要だ。

すっかりぬめっている理津子の入口に、
軽く指を立てた。

それに敏感に反応し、膣口に力が入る。
少しテンションをかけたまま、
その緊張をほぐすように、
舌と唇でクリトリスを優しく転がす。

彼女は、再び快感に没頭し始め、
身体の力が徐々に抜ける。
それに応じて、入口を強く締めつけていた力も弱まり、
私の指が徐々に理津子の中に埋まり始める。

やがて、彼女の中は、
私の指を食むようにゆっくりと飲みこんだ。

一番奥まで入ったのを感じたのか、
理津子の入口がきゅっと締めつけてくる。
驚くほど締めつける力が強い。

他の部分への愛撫を続けて緊張が緩んだすきに、
内部を押すように刺激して反応を探る。

やはり、あまり感覚が豊かではないが、
それでも奥の方に性感の片鱗のような反応がうかがえる。

このまま指で刺激をしても痛がらせるリスクがある。
彼女の状態は概ね判ったので、
指で性感を高めることはやめ、挿入に移ることにした。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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