上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
夕食をほとんど食べ終えたが、
理津子との会話は続いている。
「彼氏さん、同僚ということは神職?」
「そうですよ。
本当は、神様にお仕えしないといけない
はずなんですけどね…」
「就職する時には、
純潔を守れとか言われるのですか?」
「常識で判断しろと言われました。」
「常識、ですか…
でも、神職の人に純潔を奪われてしまったわけですね。」
「そうなんです。」
「第三者的には、
そのシチュエーションは燃えますね(笑)」
「もう、笑い事じゃないんですよ(笑)
最初は結構真剣に悩んだんですから。」
「それは失礼しました。
それでは、神様にお仕えする理津子さんは、
今日は何をお望みですか?」
「…セックスしたいです。
抱いてください。」
「それでは、シャワーをどうぞ。」
「…はい。」
理津子は、素直にバスルームに姿を消した。
今の彼と付き合い始めるまでは、
性行為の経験はなかったとのこと。
つまり、ほとんど処女に近い。
しかし、セックスがしたいというのは、
頭で考えた興味というより、
身体が求めている感じが伝わってくる。
慎重に、かつオーソドックスに進めることを考えながら、
テーブルの上を片付けて、
部屋の準備を整えた。