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「お先に失礼しました」
うつむき加減のまま
バスルームから出てきた愛美は、
遮光カーテンを引いて照明を落とした室内の様子に、
少し驚いた様子だった。
無言で正面に立ち、
左手を腰にまわし、
右手で彼女の顎を持ち上げ、
強引に唇を奪う。
刹那の戸惑いの後、
彼女の身体の感触が柔らかく変化し、
彼女の腕が私の身体にまわされるのを感じた。
彼女の唇が、私の唇を食む。
しばしのキスを楽しんで、
唇を離して彼女の見る。
そこには、先ほどまでの
少しとっつきにくい、
困ったような表情のうつむき加減だった
愛美は姿を消していた。
甘い吐息をもらし、目を潤ませ、
唾液で濡れた唇で
さらなるキスを求めてくる愛美。
今度は舌を絡ませる濃厚なキス。
その間、彼女の指が私の身体をまさぐり続けていた。