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遥 再会(その16)

窓に手をついて脚を開いた遥の核心部を、
ゆっくりと撫で上げる。

先ほどまでのプレイの余韻も相まって、
すでに十分に濡れているが、
彼女を安心させるために、
ローションをベッドサイドに取りに行く。

振りかえって遥の姿を見る。
光の洪水のような夜景に照らされた静かな表情のまま、
形のいい尻をつきだして次の行為を待っている。
なかなか印象的な光景だ。

コンドームとローションを手にとって戻り、
遥に話しかける。

「綺麗ですね」

彼女は思い出したように目を開き、
眼下に広がる景色を見てから答える。

「そ、そうですね。」

「夜景じゃなくて、遥さんのことですよ。」

「あっ…」

自分が置かれている
シチュエーションを再認識したのか、
少し恥ずかしそうに身をよじる。

そんな様子を無視するように、
ローションを適量手に取り、
遥の核心部に塗り付けた。

ローションは室温程度に冷めてしまっていたが、
彼女の火照った体温ですぐに暖まり、
元々の愛液と混ざり合って、
遥の秘部を十二分に潤わせた。

「さて、どうしましょうか?」

甘い吐息と喘ぎ声を漏らしていた彼女に、
意地悪にたずねる。

「…このまま…してください」

案外とストレートに、遥の口から願いが聞けた。
彼女が温めてきたファンタジーに含まれていたのかもしれない。

コンドームを装着し、
立ちバックの姿勢で、
遥の中をゆっくりと貫いた。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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