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「さて、今日はどんなことがしたいですか?」
唐突な質問に、
遥は少し驚くだろうと思っていたが、
この予想はいい方向に外れた。
「そうですねぇ…
実は、色んなことを妄想してたんですよ。」
「ほほう。
それはぜひ聞かせてほしいですね。」
「…ちょっと恥ずかしいですね。」
「はい、もっとビールをどうぞ。」
彼女のグラスにビールを注ぐ。
「ええとですね…
鏡の前でしてみたいかなって。」
「それはなかなかエロティックですね。」
「あと…」
「あと?」
「後ろからしてほしいです。」
ちょっと拍子抜けした。
そういえば、前回は正常位に類する体位での
セックスしかしていない。
痛くないセックスで、
他の体位での感じ方がどうなるかに
興味があるのだろう。
「それでは、今日は、
鏡の前で後ろからするのを目標に、
進めて行きましょう。」
「あ、はい。
…よろしくお願いします。」
「シャワーを浴びますか?」
「…はい。いってきます。」
いそいそと立ち上がった遥に、
ハンガーを渡して、
バスルームに送り出した。