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愛美はちょっと驚いたような様子で
私の顔をもう一度見て、
少しあわてた様子で言った。
「えっ、ええ、全然大丈夫です。」
予想外の答えに戸惑いつつも、
彼女をホテルに先導する。
保育園の迎えの時間までとのことなので、
近くのビジネスホテルのダブルルームに
デイユースでチェックイン。
サイドテーブルを囲んで、
じっくり話を聴くことにした。
「今日はお仕事はお休みですか?」
会話のきっかけをつかもうした、
そんな何気ない質問が、
予想外の反応を呼んだ。
職場のこと。
配偶者のこと。
子供のこと。
ママ友のこと。
こちらから口をはさむ隙もないほどに、
色々なことをとめどなく話し続ける彼女。
営業スマイルで相槌を打ちながら、
たっぷり1時間。
頬の表情筋が痙攣しそうになった頃、
ようやく彼女の話がひと段落ついた。