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麻実 初逢瀬(その20)

ベッドに横になって、麻実を待つ。

髪を洗ったのか、ドライヤーの音が
バスルームから聞こえてくる。

その音が止まってから少しして、
麻実がバスタオル姿で、バスルームから出てきた。

そのまま、ベッドサイドでバスタオルを取って、
私の隣にもぐりこんでくる。

仰向けになっている私の肩を枕にして、
身体を寄せてくる麻実。

先ほど生まれた邪な欲望が心の内に蠢くが、
そういう時に自分から動くと、
ろくな結果にならないことが多い。

彼女の背中を掌でゆっくりとなでながら、
そのまま寝に入るように装う。

やがて、彼女の身体が微妙に反応し始めた。
こちらも触れ方を変えて、
彼女の身体に点いた火を煽る。

「…ん」

麻実の口から声が漏れる。
それを合図に刺激を止めた。

麻実はしばらく身体をもじもじさせていたが、
やがて何かを我慢するように
身体を固くして動かなくなった。

30秒ほどの我慢比べの時間。
彼女の葛藤を制したのは性欲だった。

意を決したように、
麻実は私の首筋に唇を押しつけてきた。
そのまま、首筋から胸元にかけて
舌を這わせてくる。

私は完全に受け身になって、
彼女の愛撫に身を任せた。
こういう時は好きにさせて焦らした方がいい。

麻実の愛撫が私の怒張に至るまで、
さほど時間はかからなかった。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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