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麻実 初逢瀬(その15)

麻実の口から唇を離し、
改めて向き合う。

彼女の頬はほのかに上気し、
潤んだ目を恥ずかしそうに逸らす表情が、
なんとも色気を醸す。

「こっちにおいで。」

麻実の腰に手をまわし、
鏡張りになっている入口わきの
クローゼットの扉の前に導き、
全身が映る姿見の方に彼女を向かせる。

「ほら、ここなら麻実さんの
セクシーな姿がよく見える。」

「あ、恥ずかしい…」

恥ずかしがって、
鏡の正面から身をよじって逃れようとする麻実。

「そのまま鏡に手をついて。」

制するように少し強めな口調で指示し、
彼女の手を取って鏡に導く。

「お尻を突き出して、脚を開いて。」

有無を言わさずに、
愛撫を受けるためのポーズを取らせる。

「そのまま自分の感じる姿を
よく見ていなさい。」

チューブドレスの裾をまくりあげ、
すでに濡れているひだを指でなぞる。

「あっ…」

「さっきより濡れているね。
いい顔してますよ。」

片手でチューブドレス越しに、
麻実の乳首を転がしながら、
秘部への愛撫を深めて行く。

麻実は次第に深く感じ、
やがて立っているのもやっとという感じになった。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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