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麻実 初逢瀬(その10)

麻実の横に仰向けで寝転がる。

彼女は頭を私の肩に載せて、
身体を寄せてきた。

麻実の首の下に腕を通して、腰に手を回す。
すると、彼女は脚を絡めてきた。

「ジュンさん、
すーごく気持ちよかったです。」

「でも、イけなかったでしょう?」

「ええ… でも、満足です。
あんなにいっぱいしてもらえるなんて
思ってませんでした。」

「ちょっと、しつこくしすぎたかなと
心配してたのですが…」

「あれだけ気持ちよくしてもらえたら、
イケなくても十分ですよー」

「いやいや、当初の目的を、
いきなり諦めちゃいけませんよ?」

「えーと、はい(笑)」

そんなピロートークを楽しむ。

やはり一度身体を合わせることで、
ずいぶんと打ち解けてくれたようだ。

少し話が途切れると、
麻実は顔を擦り寄せて甘えてくる。
そんな彼女の髪をなでて、
好きに甘えさせることにした。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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