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愛美 再会(その6)

愛美の口の粘膜に包まれる温かい感覚が伝わってくる。
小柄な彼女は、その小さな口をいっぱいに使って、
大きく怒張したペニスを懸命に愛撫する。

男のモノを咥えることで、
これからの行為への期待がさらに高まったのか、
やがて、愛美の脚の間から、
愛液の滴が私の太ももに
滴り落ちるのを感じた。

「ありがとう。
…上においで。」

愛美の頭に掌をおいて、
先の行為を促す。

彼女が少し名残惜しそうに口を離したところで、
コンドームを装着し、
そのまま上に乗るように言った。

すこしぎこちない様子で、
私の上に跨ろうとする愛美。
やがて、怒張に手を添えて、
自らの中心部にあてがい、
ゆっくりと腰を沈める。

「あっ、あぁっ…」

そんな声を上げながら、
2、3回抜き差しを繰り返し、
ついに私のモノの全長を自分の中に納めた。

モジモジと腰を動かしながら、
愛美が申し訳なさそうに言う。

「あの… 私、あまり上で動くの得意じゃなくて…」

最初から、彼女に動いてもらうつもりはなかった。

「動かなくていいですよ。
私が下から突きますから。」

私の肩に愛美の両手をつかせて、
少し中腰の姿勢を取らせた。

そして、両手で彼女の腰を掴み、
ゆっくりと下から突き上げる。

身体の芯を揺さぶられる刺激に、
愛美はすぐに嬌声を上げ始めた。

愛美 再会(その5)

すっかり身体のスイッチが入っている愛美は、
私に抱きつきながら、下腹部を私の太股に擦りつけてくる。

前回の逢瀬から間が空いてしまっていたので、
これからの展開に少し迷っていたが、
そこまでされては止める理由がない。

クンニされるのが苦手だということは、
前回の逢瀬で聞かされていた。

敢えて指だけですっかり濡れそぼっている、
愛美の秘部をまさぐる。

「んぁっ… あっ…」

すぐに甘い声が彼女の口から洩れる。

軽いタッチで、糸を引くほどに濡れたひだをなぞる。
愛液を指に絡め、クリトリスを包皮の上から転がす。
膣口に指を立てて、ほんの少しだけ指先を押し込む。

感じさせすぎないような愛撫に時間をかけ、
愛美の身体の内側の火を煽った。

すでに忘我の世界に入りつつある彼女。

少しだけこちらの世界に戻ってきてもらうために、
彼女の手を取って、私の怒張したモノを握らせた。

ふと我に返る愛美。
そして、少しの間、
手の中にあるものを、矯めつ眇めつする。

やがて、意を決したように身体を起こし、
その先端を彼女の小さな口に咥えた。

愛美 再会(その4)

愛美をシャワーに送り出して、
ベッドの周りの準備を整えていたら、
予想よりもはるかに早いタイミングで、
バスルームからの水音が止まった。

あわただしく身体を拭く様子が伝わってきて、
バスタオル1枚の姿で愛美が戻ってくる。

「おや、早かったですね。」

返事の代わりに、抱きついて唇を重ねてくる愛美。
バスタオルの上から彼女の身体を軽くまさぐり、
既に燃え上がっている情欲の火をさらに煽る。

ひとしきりの愛撫の後、
身体を離してバスルームに籠った。

愛美は焦らされる方が燃えるタイプだ。
丁寧に歯を磨き、
ゆっくりとシャワーを浴びる。

彼女の3倍ほどの時間をかけて、
バスルームから出ると、
愛美はバスタオル姿のまま、
ベッドの上で丸くなっていた。

こちらの様子を察しながらも、
私に視線を合わせない彼女。

焦らし過ぎたかと思いながら、
麻実の横に自分の身体を横たえる。

「おまたせしました。」

そう言って、
彼女の顎を指先で持ち上げ、
唇を重ねる。

舌を絡め合うだけで、
愛美の身体がピクッピクッと反応する。

十分に暖まっている彼女の身体。
もう焦らす必要もないだろう。

唇を合わせたまま、
愛美の身体を覆っていたバスタオルを取り去って、
全裸姿を薄暗いスポットライトに晒す。

唇を離すと、
内腿から尻にかけて
透明な液体が伝っているのが見えた。

愛美 再会(その3)

訳ありげなカップルが、
互いの存在を意図的に無視しながら
少し距離を取ってさまよう昼前のラブホテル街。

その中を、愛美と微妙な距離で保ちながら、
連れだって歩く。

あらかじめ目星を付けておいたホテルは、
空き室は多くないものの、
特に待たずに部屋に入ることができた。

窓のない部屋に入り、
まずはソファに腰を落ち着ける。

といっても、さっきまで
たっぷりと話をしていたばかりなので、
なんとなく話題に詰まりがちな
少し気恥ずかしい時間が流れた。

「…なんか、照れますね。」

「ラブホテルですもんね。
おお、ベッドサイドに鏡がありますね。
これは楽しみです。」

「えぇ…」

そう言って、目を伏せてしまう愛美。

このままジェントルに振舞っていても、
彼女の方も、もどかしいばかりだろう。
ここは少し強引にでも、
スイッチを入れてしまった方がいい。

そう判断して、愛美の身体を抱き寄せ、
顎を指先で持ち上げて、そのまま唇を重ねる。

一瞬身体を固くする様子が伝わってきたが、
舌先を合わせる頃には、
彼女の身体からすっと力が抜けて行くのがわかった。

唇を離して、愛美の表情をうかがう。
少し潤んだ瞳に、上気した頬。
前回も感じたことだが、
この瞬間の彼女の表情は、本当に色っぽい。

再び唇を重ねて、
愛美の身体に手を這わせながら、
今度は互いに舌を絡める。

しばらくそんな濃厚な時間を楽しんでから、
彼女にシャワーを促した。

愛美 再会(その2)

少し驚いて、声掛けられた方に向き直る。
スーツ姿で、少し怪訝そうな顔をした愛美がいた。
極力、平静を装って笑顔を作って答える。

「愛美さん、お久しぶりです。」

「ああ、よかった。
スーツ姿の人ばかりだから、
間違えたらどうしようかと思ってました。」

「いえいえ。
こちらから声をかけるつもりだったのに、
すみません。
お元気でしたか?」

「ええ。でも色々と大変でした。」

「では、立ち話もなんですから、
まずはお茶にしましょうか。」

「はい。」

世間話をしながら、
ラブホテル街の方向に向かって歩きはじめる。
途中にあるカフェに入り、
それぞれコーヒーと紅茶を注文した。

店内が少し混んでいたので、
隅の方のカウンター席に、横並びで座る。

「改めて、お久しぶりです。」

「お久しぶりです。」

という、なんだか妙な挨拶から、
愛美の怒涛の自分語りが始まった。

本当はもっと早く逢瀬の
アレンジをお願いをするつもりだったこと。

しかし、前回の逢瀬の直後に、
夫がリストラに遭ってしまい、
しばらくセックスどころではない状況だったこと。

ようやく夫の再就職先が決まり、
子供の様子も含めて、
家の中が落ち付いてきたこと。

そんな話を、
お互いの飲み物のカップの底が乾くほどの時間、
ニコニコとした表情のまま聞くことになった。

ようやく話したかったことを全部吐き出したのか、
視線を外して少し恥ずかしそうにする愛美。

そんな頃合いを見て、彼女に移動を促した。

「さて、そろそろ行きましょうか。」

「あ… はい。
今日もよろしくお願いします。」

店内でランチ用のサンドイッチと飲み物を買い足し、
少し白けたような空気が漂う、
午前中のラブホテル街に向かった。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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