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伊緒里 再会(その14)

着けたまま眠ってしまっていたコンドームを外し、
伊緒里のフェラチオを受け入れる。

彼女の唾液が私と彼女の粘膜の間に挟まれて、
湿った音を立てる。

手と口の刺激のバランスが絶妙な、
伊緒里の愛撫の快楽を楽しみながら、
私の頭の片隅で、少し冷静に乱交パーティでの
彼女とのプレイを思い出していた。

あの時も伊緒里は、一見の相手の私に対して、
自分が受けたのと同じだけの快感を
返そうとしていたように思う。

最後は私が挿入で主導権を取って、
彼女の体力が尽きるまで続けたが、
途中まではしたりしかえしたりという、
楽しいけれども、
私に対して気を遣いすぎた感じがする、
やや自衛的なプレイだった。

怒張から流れ込む快感に耽りながら、
唐突に頭の中で、
プレイ前に伊緒里が涙ながらに語った心の病の話と、
彼女のプレイスタイルが結びついた。

伊緒里の頬に手をやって、
視線を合わせて話しかける。

「そのまま上においで。」

彼女は、少し躊躇する様子を見せたが、
そのまま目で促すと、おずおずと口を離した。

頭上のベッドボードの上から
新しいコンドームを取り、
そのまま自分で着ける。

なんともバツの悪い瞬間だが、
正しく装着するためには、
あまり女性に任せたくない作業だ。

怒張の根元まで0.02mmの厚みのウレタンに
確実に包まれたのを確認し、
伊緒里を再び促す。

「さ、おいで。」

伊緒里 再会(その13)

這わせた指先に敏感に反応する伊緒里。
性的欲求が高まっている寝起きの状況と相まって、
寝ぼけた頭で、そのままプレイに移ろうと思った。

身体を起こした彼女の形のいい胸に手を伸ばす。
その先端の突起に掌を這わせると、
伊緒里が手でそれを制した。

「…嫌ですか?」

首を振って否定する彼女。

「今度は私が…」

グループセックス界隈では、
プレイ内容もギブアンドテイクの意識がある。
しかし、今日は彼女に気持ちよく過ごしてもらうだけでいい。

「今日は『お返し』は必要ありませんよ?」

「いえ、私がしてみたいんです。」

伊緒里の様子に、なにか決意めいたものを感じた。
プレイ上はいつでも逆襲できる。
そう思い直して、素直に彼女に任せることにした。

「…わかりました。
それじゃ、お言葉に甘えましょう」

仰向けになって腕を下ろし、
スマイルを作って、目で彼女を促す。

今度は少し照れながら、唇を重ねてくる伊緒里。
目を閉じて、彼女のなすままに身体をゆだねる。

伊緒里の唇の濡れた感触が首筋から胸元へ、
やがて、すっかり屹立している怒張に
移っていくのを感じていた。

伊緒里 再会(その12)

伊緒里に身体を重ねたまま、
彼女の呼吸と中の脈動が落ち着くのを待つ。

思ったより少し長い時間をかけて、
伊緒里の様子が落ち着いた。
萎えかけていた私のモノを、
コンドームが脱落しないように根元を押さえながら、
ゆっくりと引き抜く。

そのまま彼女の首の下に腕を入れて、
仰向けで添い寝の体勢を作った。

すると、伊緒里は無言で、私の肩に頭の乗せ、
こちらに身体を寄せて、脚を絡めてきた。

彼女の背中をゆっくりとしたリズムで
ポンポンと軽く叩く。
やがて伊緒里の身体から力が抜けて、
呼吸が規則正しくなっていく。

彼女のそんな様子につられて、
こちらも夢うつつの状態に引きこまれていった。

次に気が付くと、
伊緒里が少し居心地悪そうに身じろぎをしていた。
うっかり少々眠ってしまったようだ。

先に目が覚めた彼女が、
寝こけている私を起こすまいと、
身動きせずにいてくれていたらしい。
少し慌てて声をかける。

「…すみません。眠っちゃいましたね。」

伊緒里はそれには答えず、
私の上に覆いかぶさって、唇を重ねてきた。

舌を絡め合う濃厚なキス。
条件反射的に、彼女の身体に指先を這わせる。

「ぁふ、あ…」

その刺激に敏感に反応し、
合わせた唇の隙間から伊緒里の声が漏れた。

伊緒里 再会(その11)

伊緒里の手の暖かい感覚を背中で感じる。
これだけ身体が温まっていれば十分だろう。

ゆっくりと怒張を彼女の中から引き抜いて、
改めて奥まで突きたてる。
伊緒里の愛液にたっぷりと濡れた肉の棒は、
何の抵抗もなく彼女の一番奥まで呑みこまれた。

「んぁっ…」

伊緒里の口から甘い声が洩れる。
彼女に体重を乗せないように注意したまま、
ゆっくりとした抽送を始める。

抜く動作の時に
伊緒里の内側が怒張にまとわりつく感覚が、
じわじわとした快感を生む。

「あぁ… んっ… あん… あぁっ…」

こちらの動作に合わせて上がる、
彼女の嬌声が私の耳元に届く。

目を閉じて内側からの感覚に集中している伊緒里の表情は、
上気した肌の色と相まって、
とても扇情的で美しい。

先ほど彼女が見せた少し疲れた様子もあり、
あまり時間をかけることはせず、
徐々に刺激を強めていく。

伊緒里の性感の盛り上がりに合わせて、
こちらも上半身を起こして、
彼女の中心により深い刺激を送りこむ。

「ああっ、あっ、ああっ、ああーっ!」

快感に理性を一時的に失った伊緒里の声が、
ホテルの部屋の中に大きく響く。

初逢瀬の時も、彼女が明確にイクことはなく、
今回もその状況が変わっているとは思わない。
そこで、イかせること狙っての深追いはせず、
快感のピークを数回作って、
最初のプレイを締めくくることにした。

伊緒里の両足首を掴み、高く持ち上げる。
最も深く入るように角度を調整しながら、
彼女の一番奥に強い刺激を連続して送りこむ。

「ああーっ、あっあっあっ、あああーっ!」

わずかに緩急をつけて、快感の山を作る。
伊緒里が3度目のピークを越えたところで、
彼女の足首から手を離し、
彼女の身体の上に覆いかぶさった。

伊緒里 再会(その10)

唾液と愛液の混ざり合った液体で、
ぐしょぐしょに濡れそぼった伊緒里の秘部を見下ろしながら、
ゆっくりとコンドームを着ける。

彼女の体勢を変えたくなかったので、
そのまま正常位で挿入することにした。

肘で自分の体重を支えながら、
伊緒里の上に覆いかぶさって唇を合わせ、
彼女の脚の間に自分の怒張を当てがう。

「…入りますよ。」

「はい。お願いします…」

腰をゆっくりと前に進めると、
蕩け切った伊緒里の秘部は、
さしたる抵抗もなく、
私の分身を受け入れていく。

「んっ… んあ…」

怒張が一番奥まで届くのに、
さほどの時間はかからなかった。

「ふぅ…」

安堵に似たため息をつく伊緒里。

「痛くありませんか?」

「…大丈夫です。んぁっ…」

「ゆっくり動きますよ。」

返事の代わりに伊緒里は、
両腕を私の身体に巻きつけた。
プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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