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着けたまま眠ってしまっていたコンドームを外し、
伊緒里のフェラチオを受け入れる。
彼女の唾液が私と彼女の粘膜の間に挟まれて、
湿った音を立てる。
手と口の刺激のバランスが絶妙な、
伊緒里の愛撫の快楽を楽しみながら、
私の頭の片隅で、少し冷静に乱交パーティでの
彼女とのプレイを思い出していた。
あの時も伊緒里は、一見の相手の私に対して、
自分が受けたのと同じだけの快感を
返そうとしていたように思う。
最後は私が挿入で主導権を取って、
彼女の体力が尽きるまで続けたが、
途中まではしたりしかえしたりという、
楽しいけれども、
私に対して気を遣いすぎた感じがする、
やや自衛的なプレイだった。
怒張から流れ込む快感に耽りながら、
唐突に頭の中で、
プレイ前に伊緒里が涙ながらに語った心の病の話と、
彼女のプレイスタイルが結びついた。
伊緒里の頬に手をやって、
視線を合わせて話しかける。
「そのまま上においで。」
彼女は、少し躊躇する様子を見せたが、
そのまま目で促すと、おずおずと口を離した。
頭上のベッドボードの上から
新しいコンドームを取り、
そのまま自分で着ける。
なんともバツの悪い瞬間だが、
正しく装着するためには、
あまり女性に任せたくない作業だ。
怒張の根元まで0.02mmの厚みのウレタンに
確実に包まれたのを確認し、
伊緒里を再び促す。
「さ、おいで。」