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伊緒里に身体を重ねたまま、
彼女の呼吸と中の脈動が落ち着くのを待つ。
思ったより少し長い時間をかけて、
伊緒里の様子が落ち着いた。
萎えかけていた私のモノを、
コンドームが脱落しないように根元を押さえながら、
ゆっくりと引き抜く。
そのまま彼女の首の下に腕を入れて、
仰向けで添い寝の体勢を作った。
すると、伊緒里は無言で、私の肩に頭の乗せ、
こちらに身体を寄せて、脚を絡めてきた。
彼女の背中をゆっくりとしたリズムで
ポンポンと軽く叩く。
やがて伊緒里の身体から力が抜けて、
呼吸が規則正しくなっていく。
彼女のそんな様子につられて、
こちらも夢うつつの状態に引きこまれていった。
次に気が付くと、
伊緒里が少し居心地悪そうに身じろぎをしていた。
うっかり少々眠ってしまったようだ。
先に目が覚めた彼女が、
寝こけている私を起こすまいと、
身動きせずにいてくれていたらしい。
少し慌てて声をかける。
「…すみません。眠っちゃいましたね。」
伊緒里はそれには答えず、
私の上に覆いかぶさって、唇を重ねてきた。
舌を絡め合う濃厚なキス。
条件反射的に、彼女の身体に指先を這わせる。
「ぁふ、あ…」
その刺激に敏感に反応し、
合わせた唇の隙間から伊緒里の声が漏れた。