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姿勢を変えたせいで、
指が梓(あずさ)の奥に届きにくくなった。
腕が攣りそうになりながら、なんとか、彼女の感じるポイントを再び探しあてる。
先ほどと同じように緩急をつけながら、
梓に快感の階段をのぼらせる。
そして、さっき引き返した段階の直前で、
すでに私の身体にしがみついていた梓の耳元に囁いた。
「ずっとこうしてますから、
大丈夫ですよ。」
何が大丈夫なのかと問われれば、
困ってしまうが、
そんなことを気にする状況ではない。
彼女の腕の力が少しだけ緩んだのを合図に、
最後の刺激を梓の中に送り込む。
ともすると逃れようとする彼女の身体を、
肩に回した手に力を込めて押さえ込む。
「そう… そろまま…
逃げないで…
大丈夫だから…
そう…」
耳元で優しく囁き続けながら、
決して優しくない刺激を続ける。
梓が突然、私に抱きついていた腕をほどき、
ベッドのシーツを握りしめる。
「…ーーーっ」
声にならない声をあげ、
身体を大きく反らせる梓。
彼女の中がこれまでにない強さで私の指を締め付ける。
数秒後、梓の全身かから力が抜けた。