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最初の行為よりも、
明らかに感じ、乱れる遥。
なお深く感じられるよう、
時間をかけて彼女の中をかき乱し、
快感を高めていく。
遥に、何度かの快感の山を越えさせる。
仕上げとばかりに、ひときわ高い山を作ろうとしたとき、
体内のアルコールの残滓が私の身体を襲った。
中折れの状態になってしまい、
どうにも回復しない。
数十秒の葛藤の後、諦めた。
となると、あとは繕うしかない。
ゆっくりと動きを止め、
彼女が我に返るまでそのまま待つ。
どちらともなく唇を合わせ、
ゆっくりと舌を絡める。
長い長いキスのあと、言った。
「今日は、これくらいにしておきましょうか。」
「…あ、はい…」
身体を離し、添い寝をする。
遥の身体を指でなぞりながら、
しばし他愛もないピロートーク。
ただ、頭の中では別のことを考えていた。
ここまで大量のアルコールを飲んだ逢瀬は、
過去に記憶がなかったが、
ここまでの影響が出てしまったのは痛恨だった。
とはいえ、遥の未熟な膣内を考えると、
これくらいの攻めの強さがたまたま
適当だったのかもしれない。
いずれにせよ、もし、次があれば、
今度は万全の体調でお相手しようと心に誓った。
デイユースの終了時刻が迫ってきた。
女性の身支度の時間を考えて、
遥にシャワーを促す。
時間が押していたせいで、
これといった話もできず、
ホテルをチェックアウト。
駅まで送る途中で、
遥から、そっと手の指を絡めてきた。
「またお願いします。」
これは本心からだと思いたい。
「楽しみにしてますね。」
そう言って、彼女が改札の中の
人波に消えるまで見送った。