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梓 再会(その10)

梓(あずさ)の名器の刺激に、
ようやく私のほうも馴染んできた。

焦らすようなゆっくりとした抽送から、
彼女の性感を昂ぶらせるような、
明確な意図を持った刺激に、
徐々に切り替えていく。

「あっ、あっ、ああっ、あっ…」

青白い夜景の光に仄かに照らされた豊かなヒップの間に、
怒張しきった私のモノが、
湿った音を立てながら繰り返し突き立てられる。
その動きに合わせた梓の嬌声が更なる劣情を煽る。

そこからはさほど間をおかず、
彼女が自分の身体を支えられなくなった。

膝を折ってしまいそうになる梓の腰を
両腕を回してがっちりと支えながら、
もうしばらく彼女の淫肉を抉ることを貪る。

「あーっ、んーっ、だめっ、ああっ」

とうとう梓の上半身が崩れ落ちる。
彼女の中から怒張を引き抜いて、
倒れてしまわないように身体を支えた。

「…さて、ベッドに行きますか」

荒い呼吸の中で頷く梓。
腕を取って彼女の身体を起こし、
ふらつく脚に注意しながらベッドへ導いた。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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