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幸帆は、とても明るく屈託がない。
どんどん飲んで、どんどん話してくれる。
大学のこと。将来の希望。
ファッションヘルスでのこと。
面白いお客さんのこと。
途中で、同じフロアにある自動販売機に、
追加のビールを買い出しに行くことになった。
彼女は、小学校の先生を目指しているとのこと。
そのせいか、とても話しやすい。
ノリに任せてストレートな質問をぶつける。
「どうして、風俗で働こうと?」
「私、エッチが大好きなんですよー」
「えっ、そのためにヘルスで?」
「ふふふ。そうですよ。」
「いやほら、ヘルスって、
本番はないことになってるじゃないですか。」
「気に入ったお客さんには、
乗っかっちゃいますから。」
「えっ、そんなことしていいの?」
「そりゃダメですよー。こっそりと。
でも、声でばれちゃってるかもしれませんね(笑)」
「そ、そうですか…」
あまりにもあっけらかんと語る様子に、
途中から呆気に取られていた。
何とか遊び人のココロを立て直し、
今回の戦術を練り直す。
風俗業の経験がある女性に対しては、
男にサービスすると仕事を思い出してしまい、
いい結果にはならない。
そこで、こちらからひたすら攻める、
というのが基本的なプレイスタイルになる。
しかし、幸帆の場合はどうだろうか。
基本的な姿勢は変えないが、彼女が望むならば、
彼女からのプレイを受け入れてもよいかもしれない。
結局は臨機に対応していくしかないが…
そんなこと考えながら、
結構な時間を飲み会に費やしてしまった。