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帰宅時間帯で多くの人が行き交う駅前を抜けて、
幸帆とホテルに移動する。
事前のメールでのやりとりで、
少しお酒を飲みたいとのことだったので、
部屋飲みの荷物を抱えて歩く。
いつもながら、あまり格好の良いものではないが、
初逢瀬では、一緒に買い出しというわけにもいかず、
おのずとこういうスタイルになってしまう。
努めて事務的にチェックインを済ませて、ホテルの部屋へ。
普段からダブルルームの空きがないことが多いホテルで、
今回も予約はツインルームになっていたが、
幸いキャンセルがあったようで、
チェックイン時にダブルルームに変更できた。
プレイのことを考えると、
ベッドは広いに越したことはない。
ホテルの部屋に入り、
窓際のテーブルの周りに腰を落ち着けて、
早速、夕食とお酒の準備をする。
その様子を見ている幸帆は、
最初に、「ゆっくり座っててくださいな。」と言ったせいか、
ニコニコしながら座ったままだ。
こういうシチュエーションでは、
緊張のせいか、何か手伝おうとする女性が多い。
しかし、彼女の様子は妙に場慣れしていて、リラックスしている。
普段、女性の緊張をほぐすのに苦労する身としては、
ありがたいことなのだが、
なんとなく違和感を感じながら、
夕食兼飲み会の準備を整えた。