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発掘と育成


恋愛にしろ主従にしろ、
お相手がいるということが前提となった関係であって、
お相手がいないことには始まらない。

そこで、お相手探しということになるのだが、
この部分がなかなかハードルが高い。

端的に言えば、
レベルの高い人の横には、
既に誰かがいるということだ。

とりわけ、年上志向が強い女性にとっては、
大きな悩みだと思う。

もちろん、自らの魅力を頼んで、
略奪愛なり略奪主従を目指す道もあるし、
そのお相手の多人数との関係を許容し、
その一人になるという道もあるだろう。

婚外や主従ならば、
そもそも1対1という前提がない関係なので、
後者が比較的受け入れやすい環境にあると思う。

しかし、遺伝子に刻み込まれた嫉妬心は、
そういった関係をすんなりとは構築させてくれない。
一般の恋愛関係であればなおさらだ。

そこで、合理的な戦略としては、
「まだ相手のいないお相手を、
発掘して育成する」
ということを提唱したい。

ある程度の人生経験を積んだ女性には
ご賛同いただけると思うが、
恋愛の初期段階は、
経験が最もモノを言う世界だ。
逆に経験によってしか、
上達しないと言っていい。

これが、ごく一部のモテモテ男が、
女性を総取りしてしまう根本的な原因だが、
今回のエントリの本論とは関係ないので、
これ以上、泣き言は書かない。

逆に、潜在的な伸び代があるにもかかわらず、
経験の機会がなくて埋もれている素材が、
世の中にはたくさんいるということになる。

とりわけ理系ワールドにいる男には、
人生における出会いの機会が極端に少なく、
最低限の作法を身につけるのに必要な
経験すら積めなかった物件が多数だ。

こういう男性を見出してきて、
自分好みに育てる。

無論、最低限の作法が身についていないのだから、
女性から見ると「なんでそーなの?!」と、
頭を抱えたくなることも多々まきおこるだろう。

でも、変にねじくれた経験がある男に比べて、
経験がない分、
素直に失敗を反省してくれることも多いと思う。

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斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

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