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再び感度を高めて行く真琴。
嬌声が部屋に響き、
最後には絶叫に近い声が上がる。
こちらも真琴を最後まで導くため、
彼女の豊満な尻を強く掴み、
全力で刺激を送る。
肉がぶつかり合う音と、
真琴の叫び声が入り混じる。
そんな時間が刹那の間続いた後、
それまで意味をなしていなかった彼女の叫び声が、
急に意味を帯びる。
「中で! 中でイって下さい!」
残念ながら、とっさのことだったので、
私の方は対応できなかった。
真琴をイかせるためだけの刺激を、
彼女の深いところに連続してたたき込む。
「あああっ………っっ!」
真琴の肌がぱっと上気し、
同時に全身がこわばる。
刹那の後、彼女の身体から力が抜け、
そのまま斜め前に倒れ込んだ。
…
再びお茶が乗ったテーブルを囲む。
「イけましたね?」
「はい。」
私の体力的にぎりぎりだったが、
なんとか真琴の目的を達成することができた。
彼女のすっきりとした表情を見て、
私も安堵する。
「私にイッてほしいですか?」
「あ、いえ、もう満足というか…」
「いいんですよ。これは私の体質ですから。」
イキかたが深い女性の中には、
男のように賢者タイムがある人がいる。
真琴もそのタイプなのだろう。
「それじゃ、時間まで添い寝で過ごしますか。」
「はい。」
結局、デイユースプランの終了時間まで、
ベッドの上で真琴の身体に指を這わせながら、
ピロートークで過ごした。
待ち合わせた駅まで彼女を送りながら話す。
「今日のことをブログに書いてもいいですか?」
「いいですよ。楽しみにしてます。」
「…その時のタイトルなんですが、
『一期一会』と『初逢瀬』のどちらがいいですか?」
「…『初逢瀬』でお願いします。」
「ありがとう。そうします。」
次の逢瀬の機会は、意外と早く訪れた。