2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

真琴 初逢瀬(その17終)

再び感度を高めて行く真琴。
嬌声が部屋に響き、
最後には絶叫に近い声が上がる。

こちらも真琴を最後まで導くため、
彼女の豊満な尻を強く掴み、
全力で刺激を送る。

肉がぶつかり合う音と、
真琴の叫び声が入り混じる。

そんな時間が刹那の間続いた後、
それまで意味をなしていなかった彼女の叫び声が、
急に意味を帯びる。

「中で! 中でイって下さい!」

残念ながら、とっさのことだったので、
私の方は対応できなかった。

真琴をイかせるためだけの刺激を、
彼女の深いところに連続してたたき込む。

「あああっ………っっ!」

真琴の肌がぱっと上気し、
同時に全身がこわばる。
刹那の後、彼女の身体から力が抜け、
そのまま斜め前に倒れ込んだ。



再びお茶が乗ったテーブルを囲む。

「イけましたね?」

「はい。」

私の体力的にぎりぎりだったが、
なんとか真琴の目的を達成することができた。

彼女のすっきりとした表情を見て、
私も安堵する。

「私にイッてほしいですか?」

「あ、いえ、もう満足というか…」

「いいんですよ。これは私の体質ですから。」

イキかたが深い女性の中には、
男のように賢者タイムがある人がいる。
真琴もそのタイプなのだろう。

「それじゃ、時間まで添い寝で過ごしますか。」

「はい。」

結局、デイユースプランの終了時間まで、
ベッドの上で真琴の身体に指を這わせながら、
ピロートークで過ごした。

待ち合わせた駅まで彼女を送りながら話す。

「今日のことをブログに書いてもいいですか?」

「いいですよ。楽しみにしてます。」

「…その時のタイトルなんですが、
『一期一会』と『初逢瀬』のどちらがいいですか?」

「…『初逢瀬』でお願いします。」

「ありがとう。そうします。」

次の逢瀬の機会は、意外と早く訪れた。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

斉藤 ジュン

Author:斉藤 ジュン
逢瀬を重ねるたびに快感を深めていく女性の姿を綴っていきます。

最新記事
Twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
メールフォーム

お名前(ニックネームで):
メールアドレス:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる